体の機能が低下するシニア犬に大切な栄養と食事管理

シニア犬の食事選びで大切なこと

成長・加齢に伴い愛犬の栄養ニーズは変化するため、それに合わせて食事も適宜変更する必要があります。愛犬を可能な限り最良の健康状態に保つには、寿命の約2分の1を過ぎた中高齢期、約3分の2を過ぎた高齢期で発達段階ごと食事を調整しなければなりません。

シニア犬向けケアの目安
中高齢犬 高齢犬
小型犬 8歳以上 12歳以上
中型犬 7歳以上 10歳以上
大型犬 5歳以上 8歳以上

愛犬は目に見えないところで徐々に体の機能が低下(老化)していきます。一日でも長く元気な状態を保ってもらうためには、老化の症状が目に見えてからではなく、中高齢期の早い段階からケアしてあげることが大切です。
高齢期の始まる時期は犬種やサイズによって異なります。愛犬に合ったシニア用のフードを選ぶことが大切です。

抗酸化作用と免疫力向上に役立つ栄養素

加齢による体の変化には、活性酸素が大きく関わっています。活性酸素はストレスや紫外線、環境汚染物質などにより体内で発生し、その強い酸化力で細胞や遺伝子(DNA)を傷つけます。若いころはこの活性酸素に対抗する酵素を体内で作ることができますが、高齢期に入るとその動きが低下します。

活性酸素によるダメージを抑えるには、抗酸化成分であるビタミンEやC、ルテイン、タウリン、ポリフェノール、β-カロテン、リコピン等を食事で補う必要があります。また亜鉛のようなミネラルなど複数の栄養素も高齢期に弱まってくる免疫システムの健康維持に役立ちます。

加齢による様々な変化に配慮された食事

加齢に伴い消化機能も低下していきます。
筋肉の維持に欠かせないタンパク質は若い頃のように効率的に消化・吸収することができません。そのためタンパク質の品質向上が非常に重要となります。

また愛犬の健康状態によっては腎臓のダメージを軽減するためにリンを制限することも大切です。
他にも運動能力や関節の維持にグルコサミンとコンドロイチン硫酸およびEPA/DHAを補給するなど、シニア犬の食事には様々な配慮が必要です。

愛犬がより長く健康な状態を保つためには、定期的な健康診断や検診を行うとともに、適切なフードを与えるようにしましょう。

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